腰痛

ある日起きたらなぜか腰がいたい・・・。

落ちた書類を拾おうとしたら腰にズキッと痛みがはしった・・・。
腰が痛くて、家でも外でも階段の登り降りや歩くのが辛い・・・。

生活の中でふとしたことで起こる腰の痛み。
この痛みの原因てなんだろう。
スポーツしたわけではないし、特に腰をひねったわけでもない。

そんな、腰の痛みが起こった時の考えられる原因と対処法を書いてみました。

病気

椎間板ヘルニア

椎間板とは、簡単に言うと背骨のつながっている骨と骨の間にある軟骨のようなものの事を言います。
ヘルニアというのは「はみ出す、突出した」状態をいいます。

wikipediaによると
「椎間板ヘルニアは、ヘルニアの一種であり、椎間板の一部が正常の椎間腔を超えて突出した状態である。」と説明されています。
また、椎間板ヘルニアそのものはX線に写らないので、MRIで検査して診断されるようです。

ヘルニアがあると下肢にしびれや麻痺が起こりますが、原因は主に加齢によると言われています。
ただし、ヘルニアがあれば腰痛になるかというと必ずしもそうではないようです。
大きく椎間板が飛び出していても、痛みをあまり感じない人がいるかと思えば、ほんの少しの飛び出しでも、激痛で苦しむ人もいるということで、椎間板ヘルニアがあるイコール腰痛ではないのかもしれません。

対処法は一般的には安静、リハビリテーション、コルセットの使用などが良いと言われています。
一部の専門家によると、筋肉の緊張を解消することで痛みの緩和につながるということです。
そして「慢性腰痛に対して運動療法は有効である」と、日本整形外科学会/日本腰痛学会監修の「腰痛診療ガイドライン」には明記されています。参考: 医療情報サービスMinds(マインズ)ガイドラインセンター

腰椎分離・すべり症

スポーツ選手では30~40%の人が分離症になっていると言われています。多くは、中学生頃にジャンプや腰のひねりなどのくり返しを行うことで、腰椎の後ろ部分に亀裂(疲労骨折)が入って起こります。

分離症は10代の頃に起こりますが、その後歳を重ねて分離症に移行していくことがあるということでした。

症状は腰痛、下肢痛、しびれなどですが、痛みの特徴は腰椎を後ろに反らせた時に強くなります。
分離症の診断はX線で診断されます。

対処法ですが、分離症の疲労骨折は骨がつくまでは原因となったスポーツは中止します。

子宮筋腫・子宮内膜症

いずれも婦人科系の疾患です。
子宮筋腫は子宮の筋層にできる良性の腫瘍です。
悪性化するのはまれだということですが、腫瘍が大きくなったり月経困難症や不妊症などの原因となることがあります。

子宮内膜症は、子宮内膜が子宮外で増殖する疾患で良性の疾患ではある一方、悪性腫瘍と同じ、転移や浸潤などの性質も持っているということです。

これらの疾患があると腰痛、下腹痛、仙骨部にかけての痛みなどが起こることがあります。
この場合の腰痛の対処法は婦人科での診察、治療が必要です。

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生活習慣

飲み過ぎ・喫煙

お酒の飲み過ぎや喫煙が、直接的に腰痛に関係するかは不明ですが、背中の痛みには無関係ではないようです。
何故かと言うと、全ての筋肉と内臓は繋がっています。過度な飲酒などで起こった内臓の疲れが、腰痛の原因になっている可能性は考えられるということです。

姿勢・寝相・車の運転

たとえば同じ姿勢でいる時間が長い(デスクワークとか、立ち仕事)とか、仕事上無理な体勢になることが多い(腰をかがめる)とか、重いものや人を持ち上げる機会がある(運送業、介護職など)場合は注意が必要です。適度な負荷は腰には良いということですが、負荷のかけ過ぎや無理な体勢は良くありません。身体に負担をかけ、腰痛の原因になります。

また寝る時の姿勢も、同じ方ばかり向いて寝るのはできるだけ避けた方がいいでしょう。
寝過ぎ(寝だめなど)も、腰のためだけでなく身体のためにも程々にしたほうが良さそうです。

車の運転なども長時間は避け、2時間に1回は休憩してゆっくり首回しや、軽いストレッチなどをして筋肉の緊張をほぐしましょう。

ストレス

子育て・介護

子育てや介護がどう腰痛に関係するのかということですが、単に身体的に寝不足や無理をするということ以外に、精神的なストレスが腰痛をひきおこすといわれています。参考:「腰痛・原因と病態」|日本整形外科学会

ストレスは、自分では気が付かないうちに心に抱えてしまうことがあるため、防ぎようがない部分があります。
もし、自分の身体に何らかの痛みが現れて検査の結果どこにも疾患が見つからない場合、それはストレスが原因となって身体の筋肉を緊張させ、痛みを引き起こしている可能性がある、ということがわかってきています。

NHKスペシャルの腰痛に関する番組でも「腰痛は心と身体が発する悲鳴」ということを取り上げていて、とても興味深く見ました。

原因不明の腰痛

このNHKスペシャルの番組の中で、腰痛の原因を調べてみると診断がつく腰痛は15%で、非特異的腰痛と言われる、痛みの原因となりそうな疾患や異常が見つからない腰痛はなんと85%にも上るそうです。

この場合の痛みの原因は「ストレス」で、心因性の何か(心)が痛みを生み出しているのではないかと言われていました。
そして、このような腰痛の対処法としては「歩く」ということをすすめていました。
痛みがある場合は無理をせず、痛みが強くないかぎりとにかく歩くことが良いそうです。
なぜ歩くことが良いのかと言いますと、歩くことで全身の筋肉を使うと脳が活動する、それがストレスの解消になるということです。
その時に大事なことは、余計な事を考えず歩くことに集中するということでした。

わたしが腰痛になった原因

腰痛の原因はひとつじゃない

一般的に腰の痛みを感じた時には、まずはじめに自分が何か腰痛になるようなことをしてしまったか、腰に負担をかけるような動作が続いたかなど考えると思います。

交通事故や怪我などの原因がはっきりしている場合は別にして、そういった特に思い当たることがない場合、現実にどんなことが原因になるか、原因はひとつなのかそして私の場合はどうだったかを考えてみます。

内臓が原因の腰痛もある

まず内部(内蔵)の疾患、たとえば泌尿器系の疾患である腎結石や尿路結石、先にも書きましたが婦人科系の疾患で子宮筋腫、子宮内膜症、そして消化器系の疾患などでも腰辺りに痛みが出るといいます。
腰痛を感じている時にどんな姿勢をしても痛みが変わらない、安静にしても痛みが引かないなどの時は内臓疾患が原因の可能性もあります。
こういう場合はまず、内科での受診を優先すべきかもしれません。参考:「腰痛・診断」|日本整形外科学会

掃除がきっかけ?腰痛の原因は生活の中にもある

私が初めてはっきりとした腰の痛みを感じた時、真っ先に前日の掃除のことを思い出しました。
30代の若かりし頃(!)当時、建築関係の仕事をしていた後に主人となる人の現場についていって、工事の終わったオフィスのフロアの掃除を手伝っていました。

何もないだだっ広いフロアを柄の短いほうきでひたすら掃きます。柄が短いので当然腰は曲げてかがんだ状態です。
あとから考えると何か腰が重ったるい感じはしていました。

そして腰痛の歴史ははじまる

次の日仕事に行こうと起き上がろうとしたとき、なんと腰が激痛で起き上がれません。ほんのちょっとでも身体を動かそうものなら、激しい痛みが腰を中心にきます。その日は当然会社を休ませてもらいました。(と言うか、動けませんでした)

それから私の腰痛の歴史が始まりました。
この場合の原因として考えられるのは筋肉疲労ですか…。

腰痛の原因は身体と心のストレス?

私の当時の仕事は電子回路設計という脳みそと目を使う細かい仕事で、0.1ミリ単位の配線板を設計するという、地味目でコツコツとした完全なデスクワークでした。座っていないと仕事がはかどらない。
あまりのコツコツさに時々「わーっっ!!」とか言いたくなります。

当時、バブルの景気がまだ残っていた頃のため残業は多く、一日の就業時間が10時間以上になることは当たり前でした。休憩時間を含め、その時間ずっと椅子に座っている毎日です。

不足すると腰痛の原因になるもの

運動らしい運動は全くする機会もなく、完全なる運動不足の状態。

先に筋肉疲労と書きましたが、そんな運動不足の状態で筋力も不足していたことでしょう。
もうイメージだけで腰痛になって当たり前という感じがします。

腰の痛みを感じたら考えること

日々の生活の中でのふとした動作や動きの中で、今までにない痛みやしびれ、違和感を感じた時ちょっと立ち止まって考えましょう。

この痛みやしびれはいつからで、原因はなんだろう・・・。

腰痛の原因は色々あります。原因を探ることで対処法も見えてきます。

腰の痛みを感じたらまず原因をはっきりさせ、早めに対処し、痛みを長引かせないようにするのがイチバン!です

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