ある程度年齢がいってから仕事を探そうとすると、かなり選択肢はせばまってきます。

私が51歳でヘルパー2級の資格をとった理由も一つは就職したかったからです。
そしてスクールに通学してヘルパー2級の資格を取得し、介護職に付いて3年の経験を経て国家資格である介護福祉士という資格を得ることも出来ました

ここではその時の経験と、スクールを選ぶ時の大事なポイントなどをお伝えできればと思います。

講習

介護の仕事をやろうと思ってからヘルパー2級を取るまで

はじめに書きますと、私が介護の資格を取った当時ははじめにヘルパー2級の資格をとるのが一般的でした。
その後、2015年4月にヘルパー2級という資格が廃止になり、資格の呼び方も現在は介護職員初任者研修という名前になりました。

その内容は、元々ヘルパー2級は訪問介護のための資格だったということですが、それに施設介護に役立つ内容がプラスされているということです。

私自身、介護職員初任者研修は経験していません。ヘルパー2級から介護福祉士という資格を取ったという流れです。

介護を仕事にしようと思った2つの理由

家族介護

当時、自営の飲食関係のお店を主人と細々と営業していた頃母に胃がんが見つかりました。
まだ初期で、母も年齢的に70代だったことも有り、医者と相談の結果手術することにしました。
入院生活中、母にせん妄らしき症状が現れはじめたため、医者のすすめで少し退院が早まり、自宅療養となりました。

せん妄とは、意識障害が起こって頭が混乱した状態を示します。高齢者に多く見られ、15~50%は、入院中にせん妄を経験するそうです。参考:安心介護

母の場合は幻覚が見えたり、されてもいないいじわるをされた等の訴えが見られました。

それまで健康だった母でしたが、このことがきっかけでいずれ親を介護するという現実が初めて実感として感じるようになりました。
その後、苦労は多い割に、利益の少なかったお店を閉店しました。

就職先をさがしていた私は50代という年齢的なことも有り、就職先も少ないし、将来的に役立つだろうと言う気持ちで介護の仕事をやろうと考え始めました。

介護の仕事はもちろん限度は有りますが、結構高齢でも勤め先は有ります。

 

介護の仕事をするためにまず考えたことは資格をとること

はじめはハローワークに行き介護以外も含めて仕事をさがしていましたが、色々見るうちに無料でヘルパー資格を得られるという案内を見つけました。

ヘルパー2級の資格を取得するためには、市町村や生協などで開催される講座を受講するとかスクールに通って授業を受け取得します。

そのハローワークの無料の講座は定員があり応募者がそれを超えた場合は抽選だったため、必ず受けられるというわけではありませんでした。
応募しましたが人気の講座だということで応募者も多く、結局はそのときは残念ながら抽選にもれました。

ハローワークの講座を受けることができなかったので、介護資格をとるためのスクールを自分で探し、通うことにしました。
探した方法はネットです。

まず、地元の近いところからと思い「地域名+ヘルパースクール」みたいな感じで検索したように思います。
そしてピックアップしたところのホームページを見て、その後説明会に行ってみました。
あまり大きなスクールではなく、アットホームな雰囲気と受講者本位の運営という感じが伝わってきてそこに決めました。

スクール選びの際は面倒でも、出来れば説明会が開催されていたら行ったほうがいいと思います。
教室や運営している人の雰囲気で、スクールが自分に合うかどうかの判断材料になります。

自分が行こうと決めたところの授業料と教科書代は当時12万円ちょっと(?)だったと思います。料金は通信制や通学制などのほか、スクールによって差があります。

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スクールを選ぶとき単に値段で選んではいけない

介護職員初任者研修取得のためのスクールの選び方

もし介護の資格を取りたいという時に、スクールを選ぶ時のポイントを幾つか書いてみます。

スクールは幾つもありますし、選ぶ場合は費用やスクールの場所などに目が行くと思いますが、私が重要だと思うのはスクールの中身です。

まず、前提として通信制より通学制をおすすめします。
(ちなみに通信制とは言っても全130時間のカリキュラムのうち、自宅学習は40時間であとの90時間はスクーリング(通学)になり、実技、演習があります)

セミナー

その理由は、独りで学ぶより楽しく学べるからです。私自身、通学制でとても楽しく通い資格をとることが出来ました。
何より得難いのは、資格を取得するという同じ目的を持った仲間と授業に参加できるということです。
授業を聞いている中で質問したりクラスメイトの意見を聴いたり出来るのは、刺激にもなり学びにもなります。

私のときもそうでしたが、介護の資格を目指す人は男女問わず広い年代の人が集うことが多いです。2か月ほどの間、その人達と一緒に勉強できるということはプラスになることも多いと思いました。

そしてポイントですが早く安く資格をとるということより、次の3つに注目してみてください。

出席する授業日程の変更がし易いなど、受講者本位のシステムがあるか

仕事をしながら資格を取りたい場合や、そうでなくても日程変更しなくてはならない場合は出てくるかもしれません。
そんな時、ほかの授業に合流したり出来る振替授業や、便宜を図ってくれるシステムがあれば安心です。(もちろん無料で)

私が通っていたスクールは、短期コースは週4日ほどの通学で時間は朝9時から休憩1時間をはさんで17時位までの授業があります。
仕事をしながらの人は週1回、曜日が決まったコースが有って時間はやはり朝9時から休憩1時間をはさみ、17時位までという内容になっています。

私は振替授業の経験はありませんでしたが、クラスメートで何人かは振替授業を受けていました。
同じクラスメートはなるべく一緒の日程で卒業できるように、配慮してくれるスクールでした。

就職相談など卒業後に関するフォローはあるか

これについては、就職相談にのってくれるシステムは本当に有りがたかったです。
就職先は色々有りますが、果たして自分にあったところがどういうところかを相談できたことは心強かったです。

食事介助

実際の現場の状況などの話はとても参考になります。

その上で卒業後の就職先に関して、系列の施設等がある場合の「就業サポート」には注意が必要です。
幅広くいろいろ見て選びたい場合、就業サポートしてくれる就職先が、系列施設以外のところも紹介してくれるのか確認が必要です。

現場実習はあるか、無料で受けられるか

現場実習に関しては、私が学んでいた頃は必須でしたが現在は基本的にしなくても良くなりました。なのでスクールのカリキュラムからもなくなっているところが大半だと思います。
しかし、現実に就職前に、介護現場を実際に体験できるということは有意義なことだと思っています。なぜ無くなったのかはわかりませんが本来はないととても不安な事のほうが多く「無くて良かった!」ではなく「無くて残念」というべきことです。

実際、この現場実習を行っているところですが私の卒業したスクールも調べたら行っていました。可能ならぜひ現場実習がカリキュラムに入っているスクールを選ぶことをおすすめします。貴重な体験ができます。

車椅子

私自身、完全通学制の短期コースというコースを選んだので、授業開始から卒業まで約2ヶ月で修了証明書を手にすることが出来ました。そしてさらに約3か月後にヘルパー2級の資格で訪問介護の仕事につきました。

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